2020.12.22~2021.1.10「狸のあしあと」出展者:末田 能久
北鎌倉駅周辺のお気に入りの場所を、月に何回かのペースでグルグルと数か所回って約一年半撮影しました。印象深く目に映った光景や事物を銀塩モノクロプリントし、そこから取捨選択をして展示作品を決めていきました。記憶の中では被写体がいつも輝いているような思いがあり、それを反映するかのようにコントラストも若干強いものが多い構成となりました。
ただ、それ一辺倒にならないようにプリントの際には注意したつもりです。

- ::プロフィール 末田 能久 (すえだ よしひさ)
- 1956年8月 北九州市門司区生まれ
- 大学時代に、山歩きのお供に中古のカメラを持ち歩くようになった。
- 学生の身分であったため35mm版で少々という程度。
- 卒業後、就職のため神奈川に転居。
- 社会人時代に中判・大判カメラも使用する。
- 被写体は大体自然風景、旅行先での事物、神社仏閣等の古建築など。
- 日本大判寫眞家協会に入会し、グループ展等に参加。
- 退職後、京都造形芸術大学(現京都芸術大学)美術科写真コースに入学。
- 2018年3月卒業。
- 日本大判寫眞家協会会員
- 日本針穴写真協会会員
2020.11.17~29 ILFORD PHOTO 120フィルム写真展
ILFORD PHOTOの120(ブローニー)フィルムを使って、出展者が思いおもいに撮った作品を飾る銀塩モノクロ写真展を開催いたしました。
一般的に「中判」とも呼ばれる120フィルムは、135(35mm)フィルムよりもサイズ自体が大きいため、写り方も135とは異なります。
また、現在Instagramなどでも馴染み深い、真四角の写真も120の代表的なフォーマットです。
プリントはILFORD PHOTO MGRC 1M(光沢)の印画紙を使用。
[出展者]
- 大平 勝彦
- 極東 すみっこ銀塩部
- 久保田 雅彦
- 酔狂
- スズキ トモコ
- 古谷 浩
- 古屋 洋一郎
- 吉成 宏太
(あいうえお順)

2020.11.3~8
-8×10Hollywood Portraits-1930~60年代のハリウッド肖像展
出展者:secollected by YT(田嶋雄次郎)
本展示は、田嶋氏が長年をかけてコレクションされてきた映画のスチル写真を、一堂に並べた写真展になります。
1930~60年年代の映画宣伝・広告用に撮られた俳優のポートレート写真をメインとし、当時の空気を残したプリントの数々は、ある人には懐かしさを、ある人には普遍的な美しさを感じさせてくれるかもしれません。
プリントは8×10インチサイズで、会場で販売も行いました。

【田嶋氏より本展紹介文】
ジミーもモンティもいない。キャサリンはいてもオードリーはいない。
リズとマリリンは申し訳程度に顔を覗かせているだけです。
遡れば、ヴァレンチノもガルボもマルクス兄弟も本展では登場しません。
こんな状態で『1930~60年代のハリウッドの肖像展』と呼べるのだろうかとも思いましたが、この機を逃せば益々顔ぶれは減るばかり!と考え開催を決めました。
6月にオープンしたばかりの、大通りに面したフォトギャラリーの前を通るたびに、この面白い空間を使って映画のスチル写真展をやりたいと思っていました。
10年前なら「全員集合!」ができたことを思うと少しだけ心残りではありますが、ないものを悔いるより、あるもので楽しいでいただけるよう、考えました。
ぜひ、ご覧ください。
2020.9.22~10.4「駅のアルケオロジー」出展者:篠田 烈
東京の古い駅は、それぞれ異なる表情を持っている。
クリーム色に塗装された鉄や木材の表面には積み重なった染みや、手あかのような汚れが見える。
プラットフォームに立ち、列車を待つ人々の何気ないまなざしは、さまざまな構造物の表面に昔から注がれてきた。
まなざしに限らず息遣いや、ぬくもりまでもここには漂っているようだ。
いわば、人々の記憶の遺跡である駅を考古学者のように辿ってみた。
ゼラチン・シルバー・プリント作品を約40点展示。

- ::プロフィール 篠田 烈 (しのだ たけし)
- 1953年埼玉県生まれ。神奈川県相模原市在住。
- 東京教育大学卒。神奈川県の県立高校で美術教師を務め2014年定年退職。
1979~1994年 | 銀座コバヤシ画廊、ルナミ画廊などで個展 |
2006年 | 写真集「ヴェネチアの時間」自費出版 |
2013年 |
暗室作業を本格的に始める |
2020年 | 静岡県焼津市「classic café j Luftpause」でモノクロ作品写真展 |
2020.9.15~20 「日々、彼是」出展者:OHO KANAKO
わたしたちは、他人から見たら他愛もないようなことを悩んだり、喜んだり、笑ったり、怒ったりしながら日々を過ごしている。そして、他愛もないことで他人を羨んだり、比べたりしてしまう。誰かの為でもなく、ただあるがままに写真を選んでいこうと思って本展の開催を決めた。
”5歳になる次男が自転車に乗れるようになった_”
コロナ禍のさなか、自由を失ったように思える新しい生活様式の中、それでもわたしたちの日常は変わらず、そして少しだけ早く歩けるようになった。
2019-2020年に撮り下ろしたモノクロ作品19点を展示。

- ::プロフィール OHO KANAKO(おほ かなこ) https://www.ohokanako.com/
- 1985年神奈川県生まれ。
- 20歳の頃、祖父から譲り受けた35mmフィルムカメラで、写真を撮り始める。
- 2014年、写真家渡部さとる氏主宰のワークショップWorkshop2Bを受講し暗室作業での作品制作を学ぶ。
- 主な個展に「海馬のゆりかご」(2017年 銀座ニコンサロン/2018年 大阪ニコンサロン)がある。
- 使用カメラはローライフレックス3.5F
2013年 | 個展「人と人」(ごんばちギャラリー) |
2015年 | グループ展「やってしまった!」(渋谷ギャラリールデコ) |
2017年 |
御苗場vol.20横浜「at home」エプソン賞受賞 個展「海馬のゆりかご」(銀座ニコンサロン/大阪ニコンサロン) |
2018年 | グループ展「Annual2018」(渋谷ギャラリールデコ) |
2019年 |
六甲山国際写真祭に参加 グループ展「Annual2019」(渋谷ギャラリールデコ) |
2020年 |
御苗場vol.26 -un usual photo fest ONAEBA-「Past away」レビュアー賞受賞 エリック・フローンス選/パーパン・シリマ選) |
2020.9.1~13 「ILFORD PHOTO 135フィルム写真展」
ILFORD PHOTOの135(35mm)フィルムを使って、出展者が思いおもいに撮った銀塩モノクロ写真展。
プリントはILFORD PHOTO MGRC 1M(光沢)の印画紙を使用。
[出展者]
- アキテル
- イワサキ ユウジ
- 大平 勝彦
- 小幡 崇
- 極東 すみっこ銀塩部
- Johnny
- Danny’O
- makishin
- Marek(マレク)
- もも. かわかみ
- ゆか
- YUKA AONO
- 吉成 宏太
(あいうえお順)
2020.7.14~26 「Simbiosis~共生~」 出展者:宇井眞紀子 平林達也

2020.7.1~14 「STAFF展」 出展者:サイバーグラフィックスStaff
